中学生には「楽しさ」と「厳しさ」を教えています。
楽しくないと上手くならないし、厳しくないと強くならないからです。
バレーボールは個人でやるスポーツではありませんが、コートの中の1人でも多くの選手が上手く、強くなることが必要だと思っています。
楽しさとは自由さです。子ども達同士、指導者と子ども、指導者同士、保護者と指導者、保護者同士などいつでも笑顔で話せるような雰囲気を出すようにしています。練習中も子ども達同士で考えさせ、コミュニケーションをたくさん取り、声を掛け合えるようにしています。また、どんな練習がしたいのか、今の悩みは何なのかをできるだけ多くの子ども達に聞き、練習メニューに取り入れています。
厳しさとは挨拶を含めた礼儀です。練習中にはテキパキと動くように指導しています。
コート、指導者への挨拶もなぜするのか?という指導や、何事にも「やる」「やらない」の判断のもと、気持ちを入れて行動させるようにしています。
勉強もバレーボールと一緒で、頑張った分だけ自分のプラスになります。この教室で習得したものを部活や日々の生活に持ち帰り、生かしてほしいと思います。伝えることも成長のうちの1つだと思っています。
悔しさを覚えることで頑張るようになります。では、どう頑張ればいいのか。
ただただ頑張るのでは意味がありません。子ども達1人1人が何をどうしたら良いのか、考えさせるようにしています。そしてそれを、やりきる力が大切だと思います。継続することで子ども達が成長することを願っています。
また、上手くなるためにフォームの改善も行っています。体の使い方、足の裏の使い方、腰の入れ方などを指導し、レシーブやアタックに役に立たせます。
下の写真は最近の中学生に多いO脚です。脚の裏も外側に体重がかかっています。
少しずつですが、意識をさせることで改善をしていきたいと思います。